KeyMolnet 最新版の新規収録コンテンツや新機能情報をご紹介します。

◆ 2012年4月リリース版
新コンテンツ
  • 分子ネットワーク情報では、Coreコンテンツの新規パスウェイ情報の追加・既存パスウェイ情報の更新を行いました。また、Secondaryコンテンツでも最新文献情報の追加を行いました
  • 低分子のリレーション情報を充実させました
  • 試薬情報では、抗体情報の追加を行いました。
  • 医薬品情報では、日米上市薬のターゲット情報、代謝酵素情報の追加を行いました。
  • 開発薬情報では、ターゲット情報などの更新を行いました。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部をご紹介します。
NHEシグナル伝達
Na+/H+交換輸送体ファミリーは, 局在性の異なる9個のメンバーから構成され, 腸における電気的に中性なナトリウム吸収に不可欠なトランスポーターである。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

新機能
  • 従来の超幾何分布によるスコア値(HScore)に加えて、GSEA法によるスコア値(EScore)を追加しました。
「パスウェイ」「疾患」「病態イベント」などのスコアビューに、「EScore」及びEScoreの絶対値「|EScore|」が表示されます。
  • 分子ネットワーク検索後のネットワークビューの初期設定が、局在化表示になりました。

◆ 2012年1月リリース版
新機能
  • 共通上下流検索ウィザードに検索方法オプションを追加し、発現解析データなどの転写因子検索が行いやすくなりました。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

◆ 2011年10月リリース版
新コンテンツ
  • 分子ネットワーク情報では、Coreコンテンツの新規パスウェイ情報の追加・既存パスウェイ情報の更新を行い、GPCRの下流を充実させました。
    また、Secondaryコンテンツでも最新文献情報の追加を行いました
  • 疾患情報では、融合タンパク質情報を中心に疾患関連分子を増強しました
  • 医薬品情報では、日米上市薬、開発薬情報のターゲット情報、代謝酵素情報、トランスポーター情報などの追加、更新を行いました。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部をご紹介します。
Huntingtinシグナル伝達
Huntingtinは、ポリグルタミン鎖の伸長により、神経変性疾患であるハンチントン病の原因となるタンパク質である。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

◆ 2011年7月リリース版
  • Secondaryコンテンツとして最新の主要論文から分子間リレーション情報を収録しました。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

◆ 2011年4月リリース版
新コンテンツ
  • メルク株式会社から提供された試薬に関する情報を収録しました
  • 病態イベント情報では、各病態イベントをわかりやすく説明したコメントの収録を行いました
  • 医薬品情報では、日米国上市薬についてターゲット情報、代謝酵素情報、トランスポーター情報を充実させました。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部をご紹介します。
NANOG/Oct-4/SOX2による発現調節
NANOGは, Oct-4やSOX2と協調的に作用して, 胚性幹細胞の分化多能性維持の中心となる転写因子である。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

◆ 2010年10月リリース版
新コンテンツ
  • NIHが提供している ClinicalTrials.gov から、臨床試験で測定されている分子をバイオマーカー情報として収録しました。本リリースでは、癌および神経系疾患について重点的に収録を行いました。
  • 医薬品情報では、米国上市薬についても適応疾患・症状の情報を関連イベント情報として追加しました。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部をご紹介します。
Pre-BCRシグナル伝達
プレB細胞レセプターは, 細胞増殖, イムノグロブリン軽鎖の組み換えなど, プレB細胞の分化に必要なシグナルを伝達する細胞膜受容体である。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

新機能
  • KeyMolnet Drawへのエクスポート時に、分子色の情報もエクスポートされるようになりました。
  • 分子ネットワーク検索の始点・終点の指定方法がより簡単になりました。
  • 以下のマイクロアレイ解析に標準で対応しました。
     ● Affymetrix Human Exon 1.0 ST Array (transcript)
     ● Affymetrix Human Gene 1.0 ST Array
     ● Affymetrix Mouse Exon 1.0 ST Array (transcript)
     ● Affymetrix Mouse Gene 1.0 ST Array
     ● Affymetrix Rat Exon 1.0 ST Array (transcript)
     ● Affymetrix Rat Gene 1.0 ST Array

◆ 2010年4月リリース版
新コンテンツ
  • 医薬品情報の関連イベント情報を大幅に拡充し、日本上市薬の適応疾患・症状の情報を収録しました。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部をご紹介します。
PSD-95ファミリーシグナル伝達
PSD-95は, 興奮性シナプス後膜肥厚におけるグルタミン酸受容体シグナル伝達の構成要素であり, シナプスの大きさや強度を決定するPDZタンパク質である。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。
  • 疾患情報では、疾患の日本語名を充実させました。

新機能
  • 開発薬情報に対して、開発フェーズや企業名、対象疾患など様々な詳細情報による検索が可能になりました。開発薬情報データベースとして利用できます。
  • 疾患メディエート分子、病態イベント分子のリストを簡単に取得できるようになりました。

◆ 2009年10月リリース版
新コンテンツ
  • 分子ネットワーク情報では、マイクロRNAによるターゲット分子の翻訳抑制を中心にマイクロRNAが関わる分子リレーションを収録しました。マイクロRNAは疾患や発生との関連が注目され、数多くの研究が行われています。
Coreコンテンツの例: microRNAによる発現調節(癌)
マイクロRNAは, 標的mRNAの3'UTRを認識して翻訳を抑制する役割を持ち, 癌の型, ステージなどによって発現パターンが異なっている。
  • 疾患情報は、疾患に関与しているマイクロRNAの情報を収録しました。
  • 医薬品の関連イベント情報を充実させました。医薬品の標的疾患名から医薬品を検索できるようになりました。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部をご紹介します。
MALT1シグナル伝達
MALT1は, BCL-10と共にT細胞及びB細胞活性化/増殖に関与し, このパスウェイの異常によりB細胞リンパ腫を生じる。
  • Secondaryコンテンツの新規収録コンテンツはこちらをご覧ください。

新機能
  • 開発薬の詳細情報を専用Webで参照できるようになりました。副作用情報や薬物動態情報、臨床試験の詳細など開発薬に関する様々な情報を知ることができます。
  • マイクロRNAアレイのデータ解析に対応しました。DNAマイクロアレイと全く同じ手順でマイクロRNAアレイのデータ解析を行うことが可能です。
  • KeyMolnet管理者サイトのカスタムリレーション追加機能を拡張しました。向きのあるリレーションデータなどもマージ可能になりました。

◆ 2009年4月リリース版
新コンテンツ
  • バイオマーカー情報をリリースしました。特定の疾患や病態で特異的に変動している生体内分子に対して、試料、関係している疾患や病態の情報が収録されています。
分子 Ghrelin
試料 血漿
疾患・病態 【高値】
(神経性食欲不振, 重症心不全, 食事制限などにおける)体重減少, 甲状腺機能低下症, 低アミノ酸食
【低値】
胃全摘術後, 甲状腺機能亢進症, 高脂肪食, 先端巨大症, 糖尿病, 肥満
  • 医薬品代謝酵素情報をリリースしました。医薬品を代謝する酵素の情報だけでなく、代謝酵素が代謝する医薬品のリストも知ることができます。
  • 医薬品が関係している現象(関連イベント)を収録しました。関連イベントから医薬品データを検索することができます。
  • 新しく追加・更新したパスウェイ(Coreコンテンツ)の一部を紹介します
ROSシグナル伝達
活性酸素(ROS)は、毒性を持つと同時にシグナル伝達分子としても機能しています。
Snailファミリーによる発現調節
Snailファミリーは、発生段階における上皮間葉移行に関与する転写抑制因子です。
  • 疾患情報は、感染症のデータを充実させました
  • Secondaryコンテンツ、病態イベント情報についても、最新文献を基にデータを追加収録しました。詳しくは弊社までお問い合わせください

新機能
  • 分子を同時に6つの条件で色付けすることが可能になり、実験データ解析で多くの条件を比較したい場合に解析しやすくなりました。
  • 分子ネットワーク表示を改良し、分子名やハイライト表示が見やすくなりました。